日食と災害(近代)

明治の金環日食

少し近い年ですが、(明治16年)1883年10月30日に皆既日食となり、東北地方で7分台の金環日食が起きています。この年ですが・・・(T_T) 3月20日の高田事件(内戦密謀容疑)が起きてしまい、7月4日には東京の大水害(千住大橋落っこちる)、8月16日は逆に日照のため和歌山県の各地で水暴動続発

 

火災と金環日食

明治20年の1887年8月19日、金環食でしたが、北陸から北関東で皆既日食という留書。 この年の4月21日に富山市の火災(約900戸焼け落ちる)、12月19日にも東京日本橋の火災(約1700戸焼滅)

 

関連の確認は、現在の科学の力を持ってしても、傍証はされていません。 しかし、去年の月食といい、もう少し前に起きた部分日食といい、喜んで合法性なというような状態では無い事のみは確かでしょう。

明治の金環日食と災害

明治29年の1896年8月9日金環食、北海道の北東側半分が皆既帯となっています。  この年は日にちは前後しますが、主であった異変というか火災も含めですけど、最低です

 

  • 4月13日に越前勝山町の大火(1200戸焼失)
  • 6月15日の午後8時半、三陸地方に大津波(死者2万7122人、流出・破壊1万390戸)
  • 7月7日には富山県下の大水害(流失3000戸)
  • 8月26日に函館の大火(約2220戸焼失)
  • 8月30日、関西各地に大暴風雨、被害甚大
  • 8月31日、東北地方大地震(死者200名)

 
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